理学療法士

理学療法士 Aさん
患者さんとの会話を大事にして、早く一人前の理学療法士になりたいです。
入職したきっかけを教えてください
小学生のころから医療従事者になりたいという思いと、私生活でスポーツをずっと続けてきたためスポーツとも関わりたいという思いから、理学療法士を目指しました。
スポーツ系の病院への就職も考えましたが、実習先だった当院の人間関係が良いところに惹かれ、入職を決めました。社会人として初めて働く場所ですので、人間関係の良さは一番の決め手になりました。
実際入って働いてみてギャップはありましたか?
実習先だったということもあり、入職後は比較的早いうちから一人で動くことになり不安に思うところもありましたが、今思えば私の心配性の性格を見据えて早めに背中を押してくれたのだと感謝しています。
もちろん、一人で動くといっても完全に突き放されるということはなく、困っていることがあれば一緒にケースチェックに入ってくださり、疾患やリハビリについても一緒に考えてくださるなど、安心して仕事ができています。
これまで働いてきて印象に残っているエピソードは?
80代の方で麻痺があり認知機能が落ちている患者さんを担当しました。なかなかリハビリが進まず悩むこともありましたが、患者さんの話を聞くことを大事にし、気持ちが向くまで待つようにしました。気持ちが切り替わったら運動を促せばよいのかなと、焦らず進めました。リハビリが進まずこのままでよいのかと不安なときは、先輩の「こういう時間も大切だから」という言葉に救われました。
今は自分なりに試行錯誤しながら患者さまと向き合えています。
今後の目標は?
まずはPTとしてのスキルアップです。たとえば車いすに座って姿勢崩れがある場合、シーティングという適正な姿勢を保つための評価と調整を行います。今は常に先輩にアドバイスをいただきながら行っているため、2年目の目標は自分ひとりでシーティングができるようになることです。
また、グループ病院内研修などもありますので、急性期、生活期(訪問、施設など)も経験してみたいです。
入職を検討している方へのメッセージを
温かく、優しく、相談に乗ってくれる方がたくさんいます。困ったときには抱えこまずに相談できる職場環境を、ぜひ体験してください。

理学療法士 Sさん
教える立場になり、相手に伝わりやすい伝え方を考えるようになりました。
入職したきっかけを教えてください。
当院には新卒で入職し、今年で5年目になります。
学生の頃の見学では、リハビリ室が広く窓も大きく光が入って明るい所が印象に残りました。リハビリを実施している様子も、明るく楽しそうな雰囲気でしたので、患者さんにとっても自分たちにとってもよい環境だと思いました。新人の育成をしっかりされている印象もあり、その点も決め手になりました。
これまでに出会った患者さんで、印象に残っているケースはありますか?
麻痺で入院された70代の独居の男性患者さんが、ご自宅に戻り一人暮らしを再開できた時は嬉しかったです。足の装具を作って、リハビリも頑張っていただきました。
私たちも実際にご自宅を見に行き、生活上で気を付けるポイントを患者さんと確認しながら、環境を調整しました。
教える時に気を付けていることはありますか?
3年目から教える立場になりました。気を付けている事は「相手に合わせること」です。
何かを伝える際にも、口頭がよいのか書き出して後から見返せる形がよいのかを常に考えています。相手が一番理解できるやり方を意識しています。
今後の目標を教えてください
訪問リハビリに興味があります。退院した患者さんがその後、どのように生活をしているのか、現状を知るといった意味でも訪問リハビリに関わってみたいと思っています。
また、下肢装具にも興味があります。退院後のありがちな「装具が壊れても使い続ける」といった問題にも関わっていきたいです。
お休みの日は何をしていますか?
元々ストレスを感じないタイプなので、働きたくないと思う事はありません。休みは調整がしやすいですが、大きくまとめて休みをとるというよりも小まめにとっています。
スポーツをしたり、友達と会って過ごすことが多いです。冬はスノボに行くこともあります。
病院のアピールポイントは?
病院の雰囲気が良く、人間関係も良いので、相談しやすい環境です。運動会やフットサル、バスケ大会といった行事があるのですが、参加人数も多く盛り上がります。
迷ったら一度見に来てください。楽しく働きましょう。