栄養科
業務内容(仕事紹介)
栄養士
給食管理
- 厨房業務(調理・盛り付け・配膳・下膳・洗浄・仕込み等)
- 献立作成(行事食等)
- 食数管理(食事箋処理・入力等)
- 食材管理・発注業務
- ミールラウンド・嗜好調査
- 医療公開講座・デイケア講座
- デイケアおやつバイキング
管理栄養士
給食管理
- 厨房業務(調理・盛り付け・配膳・下膳・洗浄・仕込み等)
- 献立作成(行事食等)
- 食数管理(食事箋処理・入力等)
- 食材管理・発注業務
- ミールラウンド・嗜好調査
- 医療公開講座・デイケア講座
- デイケアおやつバイキング
栄養管理
- 栄養指導(外来・入院)
- 栄養アセスメント(1週間~1ヶ月の再評価)
- NST(栄養サポートチーム)
- 褥瘡ラウンド
- 特定保健指導
- リハビリカンファレンス出席
取組と特徴
栄養科理念・基本方針
安心・安全な食事の提供
- コンサルテーション(衛生検査)月1回定期巡回
- アイル巡回衛生検査(年3回)
- 衛生管理認定制度(年1回)
患者様に貢献できる栄養士の育成
- 外部勉強会参加
- 学会・研修会等参加・発表
- 栄養科内勉強会実施
患者様に寄り添う栄養サポートの充実
- 栄養指導・特定保健指導の実施
- 栄養管理認定制度(年1回)
- 管理栄養士実務講習会参加
- NST・褥瘡ラウンド参加
イベント
- 行事食提供(毎月提供)
- 焼き立てパン提供(月3回提供)
- デイケアおやつバイキング(月2回提供)
- デイケア焼き立てパン週間(1週間提供)
当院では、リハビリ専門病院の特徴からリハビリに必要な栄養量を評価し、特にたんぱく質に特化した献立を提供しています。
食事形態やとろみ剤を利用した嚥下調整に関しても、患者様によって幅広く対応を行っており、入院中でも季節感を感じて頂けるような行事食や、普段のお食事とは一味違ったイベント食を毎月取り組んでいます。
そして、併設している通所リハビリテーションの利用者様にも食事がおいしいと満足して頂けます様、焼き立てパン週間の実施や、おやつバイキングを実施しています。
所属長メッセージ
私たちは、安心・安全な食事の提供のために、スタッフ全員が一丸となっておいしく、リハビリのモチベーションの上がる入院食を目指し、日々提供に努めています。
栄養科の業務は(給食管理)と(栄養管理)に分けられますが、当院では直営業務となっており、管理栄養士も全ての業務に携わっています。給食管理を習得した上で、栄養管理を行うことで、栄養管理計画書の作成や栄養指導に対してのアプローチがスムーズに行うことが出来、管理栄養士のスキルアップにも繋がっています。
栄養管理において、最近では患者ケアに携わる全ての者に、より高度な専門性と連携が求められるようになってきました。回復期においても管理栄養士の活躍の場が広がっています。入院期間が長い回復期だからこそ、継続した栄養管理が行え、食事の提供を工夫して喫食量が上がったり、患者様に喜んでもらえた時はとてもやりがいを感じます。その他、当院では外来栄養指導、特定保健指導も行っており、栄養管理の実践力を身に付けることが出来ます。
給食管理においては、食事の質の向上と患者サービスの改善をめざして、行事食や焼き立てパンの提供、治療食ではない方を対象にセレクト食も毎日行われているのが特徴的です。セレクト食の内容は、人気メニューを把握し随時更新しています。栄養科スタッフ全員からの意見を参考に、より多くの患者様から選んで頂けるようなメニューを提供できるように、工夫しています。
給食管理、栄養管理の両方に日頃から携わることで、栄養状態の維持・改善を図るとともに、その治癒あるいは病状の回復の手助けを、私たち栄養科スタッフが一丸となって目指しています。
先輩メッセージ
当院は、栄養士が調理・盛り付け・配膳などの給食業務に携わります。ミールラウンドや嗜好調査をもとに、日々スタッフ間で意見を交換し合いながら、患者様により質の高い食事が提供できるように努めています。
また、患者様のみならず、デイケアの利用者様を対象としたおやつバイキングや栄養講座を月に1度開催しています。
このような経験を通じ、調理の技術や栄養士として必要な知識が身につき、貴重なスキルアップの場となりやりがいとなっています。
ある1日の流れ・スケジュール
管理栄養士の場合
よくあるご質問
- 早番は、何時から勤務なのか?
- 調理者1名が5時から勤務、他2名が5時30分から勤務になります。
- 早番の寮はあるのか?
- 病院の隣に寮があり、その1部屋が栄養科の早番専門寮となっており、電車通勤の方は利用が可能です。
- 栄養士と他職種との関わり方について
- ST(言語聴覚士)と患者様のお食事を提供するにあたり、嚥下面に関してご相談や話し合い等を行う委員会を毎月開催しています。
- 特にやりがいを感じる時はどんな業務をしている時ですか?
- 患者様から自分で考えた献立(行事食・イベント食等)をミールラウンド時に、おいしいとお声頂いた時や、入院してから「調子がよくなりました、ありがとう」と感謝のお言葉を頂いた時など食事面からサポートできていると実感した時です。
教育
新人1人に対し、各ポジションに先輩栄養士が1人付き、OJTを各3回行い、給食管理を学んでいきます。
先輩栄養士全員が教える環境をもつことで、先輩としての自覚が芽生え、人へ教える・伝えるということを学ぶことができます。
また、年間目標シートを作成しており、毎月月末に目標について自己評価をし、プリセプターが各自評価を行っています。そして、1カ月ごとに面談を行うなど話し合う場を設けることで、小さな不安をその都度取り除き、モチベーションのアップに繋げ、次のステップへ進めるよう努めています。
実績
栄養や食事に関する専門家として、給食管理や栄養管理について、日々の成果を発表しています。また、学会や研修会に参加し、日々最新の情報を取り入れ、日常業務に活かしています。
学会発表
CMS学会 |
ポスター発表 |
IMS学会 |
口述発表 |
IMS学会 |
口述発表・ポスター発表 |
東京脳卒中チームケア研究会 |
発表 |
部門紹介